台湾に留学生している大学生のブログ

大学三年生。東京の大学から、国立台湾大学に一年間交換留学。ごく普通の大学生が、海外に飛び込み思った事を書くブログ。武田玲奈さんに似てるとよく言われます。(似てない)大学名…後々公開

留学先で日本人と揉めた話

一時帰国を決意した主な理由であるのが、

留学先の日本人同士で喧嘩した

と、いうことです。

えっ、留学しているのに日本人と喧嘩するの??そう思ったそこのあなた、私も同じ意見でした。

 

私が今留学に来ている台湾は、日本に近く、物価も安いため、人気の観光地である他、留学に来ている日本人もとーーーても多いのです。面積÷人数で計算したら、ダントツじゃないかと。さらに、学校では留学生同士でクラスが組まれるので、自ずと日本人に遭遇します。私の中国語のクラスは、半分以上が日本人でした(来る前には想像していなかった、ここまで多いとは...)。しかし、そのおかげで、初めから外国で一人、心細い留学生活を送ることなく、助け合いながら、楽しく過ごすことができました。留学で日本人と関わることは悪だという人もいますが、私はそうは思いません。

もちろん関わりすぎるのは良くないと思います。

まあそれが、今回の悪い例なんですけど。

結構あるみたいです、留学中日本人での人間関係のもつれ。

誰が嫌い、誰が好きとか・・・私の場合は、恋愛系でした。というか、私の周りだけかな?

恋愛関係のこじれが多かったです。

彼氏彼女がいるのに付き合ったり、取り合いになったり・・・(対外国人を含め)

だから、留学へ来たら、異性との出会いも多く、たくさんの可能性があって、色々なドキドキワクワクが待っているのです!
…とか書いちゃいますけど、必ずしも留学中恋愛は良いものではありません…。留学中なだけに、色々とフィルターかかってたり、訳の分からない人に訳のわからない言語で詰め寄られたりするわけです。

これ、留学中において、結構大事な部分。特に女子!現地人との関わりには要注意かも。このことについてはまた詳しく記事を書きます。

 

さて、前置きが長くなりましたが、私に起こったトラブルを紹介します。一時帰国の決定的な要因である旅行が無くなった話は前回の記事に書いてある通り。

 

mika1028015.hatenablog.com

 

旅行がなくなる前まで、元々は男女2:2で、仲の良い日本人4人組でした。
まだ出会って半年でしたが、授業やご飯など、なんらかの形でほぼ毎日顔を合わせていました。一緒にいるのはすごく楽しかったし、少し勉強が疎かになってしまったけど、一緒に色んな所へ行って、私たちの友情は深まっていました。しかし、それから旅行を決め、半年を間近にして、段々とみんなとの関係がギクシャクしてきたのを感じていました。なぜか、4人で集まっていても、男女で2人きりになる。グループなのに最近付き合い方変わったな…なんてぼんやり思っていました。私鈍感なんですかね。男女の友情っていうのをなめてました。

男子2人が、なんと1人の女の子に、告白したのです!

(私は彼氏がいたので蚊帳の外)

結果は二人とも撃沈。女子側は、そんなこと思ってなかった。友達だと思ってた。って感じでショックを受けていました。
えぇ!?

ってなりました私も。4人は完全に友情の付き合いだと思っていたから。しかも誰一人相談し合ってなかった。生活してると忘れがちだけど、留学っていう特別な環境下にある以上、人との関わり方には注意を払うべきかもしれない。

限られた時間で、地元や学校の友達レベルの信頼関係を築けるかというと、今回の私たちができていなかったように、難しいのだと思う。(特に男女間)

もちろん全てがそうという訳ではないけれど。
そしてその後、全員気まずくなり、旅行はキャンセル。
もう、ほんと直前。旅行の10日前とか。ツッコミどころあり過ぎますね。

留学中って、助け合い、分かち合いの精神が大事だし、実際必要な場面が多いので、

男女間だと恋が芽生えやすいのかもしれないですね。

 

 

揉めてた最中は一人一人話し合ったりしてて、留学中に何してるんだ自分。ってなりました。笑 日本人と関わるな、と言いたい訳ではありません。

自分を強く持って、流されないようにしましょう。

留学半年過ぎて学んだ私の教訓です。ご参考までに。。

 

 

 

 

 

 

 

一時帰国を迷っている人へ。帰国すべき!!

留学生活も、早いもので半年が経ちました。私の通っている国立台湾大学は、1月の1、2週目で授業が終わり、そこから約2か月間の冬休みが訪れます。そして、この長期休みに自国へ帰る日本人がほとんど(安い、近い)。アメリカやヨーロッパなどの留学と比べるとアジア留学はやはり帰れる環境にある、というところも魅力の一つではないかなと今では思います。

 

というのも、私は、帰国しないと決めていたからです。

 

え!帰国なんて!せっかく留学で来ているのにもったいない!!日本なんて留学終わったら好きなだけいられるじゃん!!!そもそもほかの国に留学している人たちは、一時帰国なんて遠くてできないんだよ(主に費用、時差)。なぞ!帰れるから帰るの??そんなの航空券買うお金で旅行や現地で遊んだほうが良いに決まってる・・・帰国なんてナンセンスだわ~

 

って感じでした。

 

しかし!

結局帰ることにしたんですね。主な理由としては、

①予定していた旅行がなくなった

②日本のご飯が恋しかった

③家族が帰国に対して肯定的だった

です。

 

正直、旅行がなくなったのがでかかった。笑(友人同士でもめた)

 

そんな感じで、嫌な気持ちになっていたのもあり(現実逃避)、突然帰国することに決めたのです。あんなに帰国に否定的だったにも関わらず、空港券をとってからはとても楽しみにしていました。久々の日本。実家。友達。恋人。前日なんてワクワクして眠れませんでした。笑

 

で、本題です!私が一時帰国をして思ったことをまとめましたので、ぜひ参考程度にでも読んでみてください。(生活中にメモしながら書いたので読みづらいかもです)

★日本到着
まず、めちゃ感動した。空港ついた瞬間から、見渡す全てが新鮮で懐かしくて、そこらじゅうの景色を目いっぱいに取り込んだ。日本語がマジョリティな世界は、安心感半端ないし、なんだかすごく嬉しかった。何をするにも、日本の職員さんがいて感動。わくわく。嬉しい。もう、これだけで帰国するメリット。帰国した甲斐があったよ!
★街中

自然と、街中の中国語に注目するようになった。意味やニュアンスがわかるから、見る世界が変わった。ここは留学行く前と何ら変わりない日本だけど、

新しい世界が広がっていた。

衝撃で目が丸くなった。
ここにいる中国人はこの表記をみて、懐かしんだり、祖国を思い出したりしてるんだろうか。おかしな中国語をみて異国を感じているのか、はたまたおもしろいと小馬鹿にして笑っているのだろうか、、、等。
★日本にいる外国人

特に中国人めちゃ多い。なにを思って日本に来ているのだろうか。気になる。でもやっぱり注目したのは、中国人の多さ。中国語かそうでないかは聞き分けられるようになったからか、すぐ気づく。そして、たまたまか分からないけどバイリンガルもよく見かけた。日本語×中国語。今時メジャーなのかもしれない。もっと知らない世界があるのかも。そして、バイリンガルになることによって何が上手くいって何に役に立つのか。気になった。
★家族ってありがたい

台湾に帰ってきて実感した、生活する力が落ちた。家に帰ると、やはり洗濯もしなくていい、掃除もしなくていいし、部屋は常にあったかい。ご飯もある。帰って来た時、どうしたらいいか分からなかった。何から手をつけたらいいか、とかまず忘れてたし、というか、最初はやらないと生活できないって、認識できなかった。だから惰性でやったし、切り替えうまくできなかった。やっぱり、やらなきゃいけない状況にならないと人ってやらないよね。はじめてそういう状況になって(一人暮らし)、学んだ。お母さんお父さん、いつもありがとう。
★日本社会と私

東京って、日本って、ほんとにうまく暮らさないと鬱になるよなって思った。ストレスに溢れてる。絶望に溢れてる。全土に広がっているストレスの圧が見えた気がした。それだけ今の生活は、何の圧力もないし、ストレスがなくて、楽な生活なんだと思う。これから、うまく東京で暮らす方法を考えないといけない。自分が大学生を日本で送っていて後半の方に思った倦怠感、ストレス。とにかく逃げたいって思った。このまま就活、仕事?無理。

なんということだろう、その時の感覚とか、忘れてた。日本に行く前は日本はとにかくキラキラしてて楽しみだったけど、ほんの少し生活してその感覚を取り戻した。アホだな。個人的な話、自分にとって、うまく暮らすには、他人にマウントを何かしらの形で取ることだと思う。そうじゃないとこの厳しい社会でストレスフリーには生きていけない。自分は自分、と思うことがすごく難しくなる。自分は自分っていう考え方は、すごく大事。そう確信したのだった、半年前に。

★これからを考える
これからかぁ。漠然。だけど、いよいよ保守的にいられる時間は短くなった。楽しみもあるし、不安もある。自分次第だ。限られた時間は、終わってしまう。日本で実は胃腸炎になったんだけど、その時思ったんだ、台湾に帰りたいって。笑 

あと、やっぱり日本にいたら海外の人の出来事はちっぽけで関連性がなくて。まったく違う生活をしている。帰国して思ったのは、だからこそこっちでいられる時間は貴重なんだってこと。いつでも元の生活に戻れる、家もある、友達もいる、恋人もいる。もし留学してなかったら、絶対留学が羨ましくなる。これは確信。慣れてはだめ。慣れ始めてたけど、やっぱり台湾での暮らしは特別なんだってこと、身をもって実感した。応援してくれてること。期待があることも。大事な再確認だった。人はどうしても慣れてしまう。

★結果として、帰国してよかった。

台湾でのこと、全部投げ出そうとしたら、簡単にできちゃうもん。距離ってこわい。笑
これからは、時間と距離を大事にして、やりたいことしまくろう。そして、過ぎる時間にどれだけ何ができるかな。時間は目に見えないから、できるだけ書いて残そう。撮って残そう。うまいとか良いとかいらないとか下手とか、関係なく。

★半年経って思うこと
楽しかった。それなりに友達もできた。それなりに勉強もした。やっぱり、留学中じゃないと湧いてこないパワーとかって、あると思う。よく自分こんなことしてたな、とかよく耐えられたな、とかよく普通だったなとか。写真には、そのパワーを収めたいなて。

 

ということで、私は一時帰国を迷っているみなさんには、余裕があれば、帰国をおすすめします!きっと、思うこと、感じること、人それぞれあると思います。それに、一時帰国なんて、普通はできないと思います。日本を外国として見れる機会でもあります。

ごく普通の大学生が書いたブログですが、少しでも皆様の参考になれば良いなと思います。